2 年前の夏、埼玉県立川越高校水泳部の実話をもとに男子高校の“男のシンクロ”というユニークな世界を描いて感動を呼んだヒット映画「ウォーターボーイズ」 (主演・妻夫木聡)の続編が、夏ドラマとして制作されることになった。映画と同じ唯野高校の2年後を舞台に、彼らの熱意を受け継いだ後輩たちの楽しく爽や かな青春ドラマとなりそうだ。 | |
主要メンバー5人が水着姿で集合!左から石井智也、瑛太、山田孝之、森山未來、石垣佑麿 |
写真のダンスパート(曲目は「ミザルー」)のほか水中演技(曲目は「シュガー・ベイビー・ラブ」)も披露した32人のウォーターボーイズ | |
会 見場となったスポーツクラブ内にあるプールには32人の新ウォーターボーイズが勢ぞろい。会見に先立ちシンクロの演目が取材陣の前で披露され、10日間の 強化合宿の成果を見せた。船津浩一プロデューサーは「250人のオーディションから選抜された32人全員が主人公であるということと、シンクロがこのドラ マの大きな要素となっていることを見て欲しかった」と異例のプール会見となった理由を説明した。
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「ちゅらさん2」ではちょっとオトナになった恵達を好演した山田孝之 | |
1 年生の時の学園祭でたまたま見た“男のシンクロ”に魅了され水泳部に入部。2年生の時の学園祭では緊張のあまり下痢で欠場。3年生になってシンクロのチー ムリーダーに選出されたものの、言いたいことを言えない内気な性格の主人公・進藤勘九郎を演じるのは山田孝之。「泳げなかったので(この作品の)話が来た とき『俺でいいのかな?』って思った」という山田だが、水泳指導のコーチのおかげで「25m泳げるようになりました」と成果を披露。当日披露したシンクロ 演技については「まだ6割ぐらい。もっとすごくなります」とヤル気を見せる。
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「足が毛深かったので脱毛クリームで足の毛をツルツルにしました」という森山未來
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1 年生の時ニュースで見た唯野高校の男のシンクロに感動。転校してまで唯野高校水泳部入部を志願したノリのいい前向きな転校生・立松憲男を演じるのは、「さ よなら、小津先生」などのテレビドラマのほか舞台でも活躍中の森山未來。「これまで暗かったり屈折してたりする役が多かったので、こんな明るい役ができる のは嬉しい」と喜ぶ森山は、10日間の合宿を振り返って「男ばっかりの8人部屋がむさくて、臭くて、苦しかった」と笑う。「ダンスをずっとやっていた」と いうだけに「表現することにはつながりがあるので、シンクロをやっているのは楽しい」と役柄同様前向きだ。
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