Yamada Takayuki News - 山田孝之

Saturday, January 03, 2004

正義感、使命感に燃える新人消防士を熱演!
1月新ドラマ

『ファイアーボーイズ~め組の大吾~』
<1月6日(火)夜9時出動!>
いよいよ撮影スタート!
山田孝之

「20歳になった最初の作品。気合十分で頑張ります!」
公式HP:www.fujitv.co.jp/daigo/


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防火服に身を包んだ姿もキリリと勇ましく、いざ、出動!
 今年の夏、日本全国にさわやかな感動を呼んだ『ウォーターボーイズ』の山田孝之。彼が来年1月の新ドラマ『ファイアーボーイズ~め組の大吾~』(1月6日スタート・毎週火曜日夜9時)で演じるのは、正義感・使命感に燃える新人消防士だ。
 原作は、「少年サンデー」で連載され評判となった曽田正人氏の「め組の大吾」。小学館漫画大賞も受賞したこの漫画を、フジテレビが総力を挙げて連続ドラマとして映像化するのだが、主演の大吾を演じる山田にクランクイン直前に意気込みを聞いてみた。
 「ま ず原作を読んだのですが、最初の感想としては『またもや体力が必要になりそうだなあ…』ってとこでしたね(笑)。それに、これまで演じてきた役柄と比べて も、大吾という人間は、直情径行型で、非常にテンションも高く喜怒哀楽の転換が早いキャラクター…よく言えば“熱い男”なので、楽しみでもあるし、ドキド キ感や不安感もありますね。でも、ある意味、自分自身とはタイプの異なる男なので、むしろ思い切り体当たりで演じていこうと考えています」
  そう、主人公の朝比奈大吾は、幼い頃に火事に遭い、その時に自分を猛火の中から助けてくれた消防官に憧れ、自身も消防学校を卒業して一人前の消防士を目 指す、消防に熱い情熱を注ぐ青年なのだ。しかし、彼が配属された先は、通称“め組”こと、めだかヶ丘出張所の面々は、一見、まったくやる気がなさそうな人 間ばかり…。
 演じるのは、女性消防士に内山理名。意外なことに、こういったキャリアを持ち、さっそうとした強い女性を演じるのは初めてなことだとか。また、救急隊員に、今秋の月9ドラマ『ビギナー』で華々しくデビューを飾ったミムラ。大吾のライバル的存在に、注目株の塚本高史。彼は、この作品がフジテレビ連続ドラマでは初レギュラー出演となる。他にも、エリート消防士に葛山信吾、家族思いだが消防には命を賭ける消防隊長に石黒賢、生涯一消防士として人生を生きるベテランにモロ師岡、消防オタク的データやうんちく満載の中堅に温水洋一、そして、かつて伝説の消防士と言われるほどの英雄で、大吾の憧れでもあり怖い存在でもある、めだかヶ丘出張所の所長には鹿賀丈史。また、大吾の高校時代の恩師として、ドラマのみならず映画でも、その確かな演技力が光る小西真奈美。このように、フレッシュな若手から円熟した芝居を見せるベテランまでずらりとそろえた出演者陣。
 そんな先輩役者たちとの共演も、山田にとっては、臆するよりもむしろ大いに楽しみなようだ。
 「ほとんど、初めてご一緒する方ばかりなんですよ。皆さんがどのようなお芝居を見せてくれるのか、そして、皆さんの芝居に自分はどう出ていこうか…そんなことを考えると楽しみで仕方ないですね」
 消防士の役どころというのは、もちろん初めての山田。今回、撮影に備えて、他のキャストたちと共に、消防学校での訓練にも参加した。
 「す ごい体力と勇気と根性が必要な仕事だなあと思いますね。本物の防火服も着て火事のシーンのリハーサルをしてみたのですが、暑いし動きづらいしで大変でし た。それに、リハなので本物の火はなく、想像だけで演じたのですが、それだけでも怖いなあと思ってしまうんですよ。それに比べて、本物の消防士の皆さん は、いざ火事が起きて出動(消防隊員たちは、出場と呼ぶ)する度に、ある意味、命を賭ける覚悟がいるわけですからね。正直、自分には、そんなことができる かどうか分かりません。だから、現役の消防士の皆さんには心から尊敬しますね」
 そんな山田も、12月1日にクランクインし、先日、第一話の見せ場となる大火災のシーンも無事撮影が終わった。彼の消防士ぶりが、この一ヶ月でどれくらい板に付いてきたのか…それは見てのお楽しみ。

 「僕 も20歳になり、成人として初めての作品となるこのドラマです。気合十分で頑張ります。そし て、このドラマを通して、人の命を守ることの尊さや大切さを視聴者の皆さんに伝えることができたらうれしいです。また、最初の頃は、突っ走ってしまって空 回りばかりの大吾が、本当の意味で“め組”の一員となれるよう、皆さんも応援してください!」
と、大吾そのままに熱い意気込みを語ってくれた山田孝之。
 『ファイアーボーイズ~め組の大吾~』は、2004年1月6日(火)夜9時(初回のみ10分拡大)からスタートする。

★山田孝之プロフィール★
生年月日1983年10月20日
出身地鹿児島県
趣味ビリヤード、散歩
特技乗馬
<主な出演作>『ちゅらさん』『ロング・ラブレター~漂流教室』
『陰陽師☆安倍晴明~王都妖奇譚~』『ランチの女王』
『赤ひげ』『はたち~1982年に生まれて~』
『ウォーターボーイズ』(以上、ドラマ)
『猫の恩返し』『ドラゴンヘッド』(以上、映画)



消防学校を卒業し、ヤル気だけは人一倍の大吾だが…。
~第1話(1月6日放送)あらすじ~

その朝、金色に輝く徽章を胸に、僕らはそこにいた。
半年間にわたる厳しい訓練、寮生活を終え、いま巣立とうとする、新米消防士として。
勇気と、誇りと、正義を胸に―。


 やんちゃなところもあるが、正義感だけは誰にも負けない18歳の青年・朝比奈大吾(山田孝之)は、難関の消防官試験を突破し、半年間のハードな訓練を経て、消防学校を卒業した。
 大吾がポンプ隊員として配属されたのは、東京郊外にある千国消防署めだかヶ丘出張所―通称“め組”。大吾が生まれ育った町を守り続けてきた消防署だ。
  めだかヶ丘出張所には、しっかりしていてちょっと強気な機関員・園田まひる(内山理名)と、救急救命士を目指す新人救急隊員の近藤純(ミムラ)というふ たりの若い女性や、大吾の消防学校時代の先輩・甘粕士郎(塚本高史)がいた。甘粕は、大吾が消防学校時代、何かにつけぶつかってきたライバルでもあった。
  さらに、消防の仕事をこよなく愛し、よき家庭人でもある隊長の平茂(石黒賢)、冷静沈着なエリート消防士・赤星みつる(葛山信吾)、釣りが趣味のベテラ ン消防士・植木彦助(モロ師岡)、研究熱心な消防オタク・万丈博士(温水洋一)と、個性的な隊員がそろっていた。そんな彼らを率いているのが、普段は競馬 新聞ばかり読んでいる、一見昼あんどんの所長・五味一(鹿賀丈史)だった。

迫力の火災シーンにも注目!
 幼い頃火事に遭遇し、奇跡的に消防士に救出された過去を持つ大吾にとって、消防士はまさに最高のヒーローだった。高校時代の恩師・落合静香(小西真奈 美)に勧められて、必死に勉強して消防士を目指したのも、その消防士のようになりたい、という強い思いがあったからだった。それ故に、大吾は、のんびりと 待機していてまったく緊迫感のない隊員たちの姿が信じられない。「め組の“め”は、めったに火事が起きないの“め”、めでたいヤツらの“め”なんだよ」。 隊長・平のそんな言葉についカッとなった大吾は、五味や平たちに不満をぶつけてしまうありさまだ。

 その時、め組に出場指令が下った。現 場は一軒の住宅で、屋外にガスの臭気があり、ガス自殺の可能性があるという。到着しため組は、要救助者の検索を開始 した。大吾は、平に直訴して甘粕や植木らとともに屋内に入った。が、ちょっとした静電気だけでも爆発する可能性がある緊迫した状況下で、室内の換気を命じ られた大吾は、火花を出しそうになって植木に怒鳴られ、腰を抜かしてしまう…。

[2004/1/15 ]