Yamada Takayuki News - 山田孝之

Wednesday, March 03, 2004

平成16年春の火災予防運動を実施

我がまちを みんなで守ろう 火の用心
〔平成16年3月1日(月)~3月7日(日)〕

春の火災予防運動が3月1日(月)から3月7日(日)まで実施されます。

春の火災予防運動ポスター  この運動は、火災が発生しやすくなる気候となる時季を迎えるにあたり、都民の皆さんに、防火防災に関する正しい知識と防災行動力を高めていただくことにより、火災の発生・拡大を防止し、尊い生命と貴重な財産を守ることを目的としています。
 今回は、住宅防火対策、事業所の防火安全対策を重点に推進します。お近くの消防署で も各種訓練、講演会などが実施されますので、積極的に参加し防火防災に関する正しい知識と行動力を身につけましょう。また、ご自宅や職場で火災危険の自主 点検が出来るように「我が家の消防計画チェック表」、「放火されない環境づくりチェック表」を用意しました。是非、活用して下さい。
 この期間中、各消防署では、座談会や防災訓練など多くの行事が実施されます。是非、この機会をとらえて、積極的に訓練などに参加するとともに火災予防について考えてみましょう。(火災予防運動のあゆみについてはこちら
 なお、この期間中に、車両・船舶火災予防運動及び山火事予防運動も合わせて実施されます。

1 住宅用火災警報器を設置しましょう。

  平成15年中、東京消防庁管内の住宅火災による死者は124人で、前年に比べ31人の増加、負傷者は832人で前年同期に 比べ34人増加しています。住宅火災で死傷者が発生する原因の多くは、火災の発見の遅れが避難の遅れにつながったものです。東京消防庁では、火災による死 傷者を減少させるために、火災の早期発見に極めて有効な住宅用火災警報器の設置をおすすめしています。ぜひ、ご検討下さい。

2 家庭内に火災危険はありませんか?

  家庭内の出火危険箇所、出火危険を伴う生活習慣(寝たばこなど)、そして、火災に備えた避難経路の確保及び防火防災関係機 器の維持管理について火災予防運動の機会にぜひ、自主点検して下さい。これまでの火災原因を踏まえた「我が家の消防計画チェック表」を作成しましたので、 活用して下さい。

我が家の消防計画チェック表(PDFファイル/157KB)

3 事業所の防火安全対策を進めよう

 防火対象物定期点検報告制度がはじまりました。防火対象物定期点検報告制度は、管理権原者、防火管理者等が行っている防火管理業務を防火対象物点検資格者が点検し、その結果を管理権原者が消防署長に報告する制度です。(防火対象物定期点検報告制度についてはこちらをご覧ください。
・防火管理者を適正に選任しましょう
・事業所の防火管理体制を充実させよう

4 放火火災にご注意を!

 放火は、昭和52年から火災原因の一番となっています。放火火災を防ぐために、日常の自衛策を徹底し、町会・自治会等、地域が一体となった放火されない環境づくりを進めることが大切です。「放火されない環境づくりチェック表」で確認してみましょう。

放火されない環境づくりチェック表(PDFファイル/83KB)


Get Acrobat Reader 上記「我が家の消防計画チェック表」、「放火されない環境づくりチェック表」ファイルはPDFファイルで提供しています。「Adobe Acrobat Reader」をインストールしていない方は、Adobe社のウェブサイトでファイルをダウンロードし、インストールをしてください。インストール方法はAdobe社のサイトで説明されています。

消防演習の実施について

 東京消防庁では、平成16年春の火災予防運動をまえにした平成16年2月27日(金)、大森ベルポートにおいて、バラエティ・CMで活躍しているタレントの藤崎奈々子さんを一日消防署長に迎え消防演習を実施します。

実施日時 平成16年2月27日(金)9時30分~10時30分
実施場所 大森ベルポート(品川区南大井6-26-2)
  ※荒天又は災害の状況等により中止する場合があります。
写真:藤崎奈々子さん

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