ウォーターからファイアーへ
山田孝之が熱血消防士に変身！

「ファイアーボーイズ～め組の大吾～」

フジテレビ系
毎週火曜日 ２１：００～２１：５４

【スタッフ＆キャスト】
原作／曽田正人「め組の大吾」（小学館少年サンデーコミックス）
脚本／吉田智子　演出／武内英樹、宮本理江子　主題歌／ＯＲＡＮＧＥ　ＲＡＮＧＥ「ミチシルベ～ａ　ｒｏａｄ　ｈｏｍｅ～」（ｇｒ８！ｒｅｃｏｒｄｓ）
出演／山田孝之、内山理名、ミムラ、塚本高史、葛山信吾、モロ師岡、温水洋一、小西真奈美、石黒賢、鹿賀丈史

■みどころ

　 フジテレビ系ドラマ「ウォーターボーイズ」でシンクロ少年を好演した山田孝之が、今度は打って変わって“火”を扱う「ファイアーボーイズ ～め組の大吾～」で主演を務める。原作は、曽田正人氏の人気コミック「め組の大吾」で、小学館漫画大賞を受賞した人気作。フジテレビが総力を挙げて、難し いといわれる“消防士漫画”を映像化した。本物の炎を極力使ったリアリティーあふれる火災シーンは迫力満点だ。

　山田がふんす るのは、熱血消防士・大吾。幼いころに火事に遭い、消防士に助けられた過去がある。そんな大吾が配属されたのは、やる気がな い署員が集まる“め組”こと千国消防署めだかケ丘出張所。そこには、機関員・まひる（内山理名）や新人救急隊員・純（ミムラ）、先輩消防士の士郎（塚本高 史）らの姿が。しかし、め組は“伝説の消防士”五味（鹿賀丈史）が率いる、消防のプロたちの生命を懸けた最前線だった。

　脚本 の吉田智子さんは「最近は安易に漫画原作を使うパターンが多いが、この作品は違います。現王園（佳正）プロデューサーは、昨春放送の ドラマ“美女か野獣”のころから、消防士をやりたいと言っていた。だから、普通の漫画原作ドラマとは違うんです」と力説する。原作を忠実に再現する一方、 山田ふんする大吾が正義感や使命感に燃え、１人前の消防士に成長する姿を描く。

　現王園プロデューサーは「撮影は実際の炎を使った中で行っています。スタッフ、キャストともども、命懸けで作っています。このドラマで、命の大切さを感じてくれたら」と視聴者へメッセージを送った。

■出演者のコメント

▼山田孝之（新人消防士・朝比奈大吾役）
「すごく大変な作品になると思って構えていたら、予想通り死にそうなスケジュールでやっている。映像を見て、死ぬ気で頑張っているところが出てて安心。１本終わりましたが、まだ１０本あるんですね。何とか頑張っていきたい」

▼内山理名（ポンプ車の運転操作担当・園田まひる役）
「強く男性っぽいたくましい役。今まで演じたことのない強い女性を演じています。現場は男性が多いですが、現場では関係なく私も闘ってるようです。スタッフやキャストみんなが力を合わせた作品で、フレッシュな現場です」

▼ミムラ（新人救急隊員・近藤純役）
「１話は出番が少なめでしたが、映像を見て、深いため息が出るほど熱い作品だと感じました。私も熱く参加していきたい。滑舌が良い方ではなく、寒くて舌が回らなくて、医療用語などうまく言えないところもありました」

▼塚本高史（大吾の先輩消防士・甘粕士郎役）
「すごく格好良いけど、抜けているような役です。皆さんが“何か頑張ろう”と思っていただける作品になっています。７０時間ぐらい寝ずにやっていて、本物の消防士さんより働いているかもしれません」

▼葛山信吾（インテリの大卒消防士・赤星みつる役）
「クールな役ということなのに、自分の中で張り切り過ぎて熱くなってしまう。まさに、戸惑いながらやっています。現場は寒かったり、熱かったり、眠かったり、緊張感があったり…。とても極端ですが、楽しい現場です」

▼小西真奈美（大吾の元担任・落合静香役）
「本を読ませていただいた時、消防士は格好良いヒーローだけど、生身の人間として、傷つき、恐怖と闘う、人間の内面が強く描かれている作品だと思いました。撮影は明け方までの疲労の中、みんなめげずに熱くやっています」

▼石黒賢（消防隊長・平茂役）
「初めて監督とお会いして、役作りの前に体を鍛えてくださいと言われました。１カ月かけて１話を撮ったのは初めて。映画みたい。撮影現場は楽しくて熱い。毎日、朝までやっているので、チームとして連帯感が生まれています」

▼鹿賀丈史（消防所長・五味一役）
「連続ドラマに出演するのは久しぶり。山田君をはじめ、若い旬の俳優さんたちとやるのは初めて。彼らの芝居を見て、我々の時代とは違う新しいものを感じました。その一員として、良い作品を作れればと思います」

■こぼれ話し

◇…主人公の大吾役を演じる山田は「彼は直情径行型で、非常にテンションが高く、喜怒哀楽の転換が速いキャラクター。自分自身とはタイプが異なる男なの で、むしろ思い切り体当たりで演じていこうと思います」と役柄を分析する。シンクロナイズドスイミングを取り上げた「ウォーターボーイズ」に続く体力勝負 のドラマにも気合十分で、撮影に先立ち共演者たちと消防学校での訓練にも参加した。実際に防火服を着ての訓練は、かなりの困難が伴ったという。「だから、 消防士の皆さんを本当に尊敬します。このドラマを通し、人の命を守ることの尊さや大切さを視聴者の皆さんに伝えることができたらうれしいです」と話してい た。

◇…ヒロインのまひる役を演じる内山は「とにかく撮影が大変。火事の火はすごいし、消化のために水を使ったり…。走ったりもするし、体を動かすことが多 い」と言う。撮影スケジュールはタイトで、睡眠はほとんど取っていないとか。「でも、こういう経験は普段できない。すごい炎を見たりもできる。山田さんを はじめチームワークはものすごく良いし、大変なことが楽しさに変わっています」と笑顔を見せる。まひるは、ポンプ車の運転を担当する男勝りの女性。「運転 シーンでは、どうやったら格好良く見えるかやっていて、だんだん慣れてきました」と頼もしい。視聴者へ「消防士だって人間なので、彼らの温かみとかも感じ てほしい」とメッセージを。

★「ファイアーボーイズ～め組の大吾～」のさらに詳しい内容が知りたい方は

http://www.fujitv.co.jp/daigo/