Yamada Takayuki News - 山田孝之

Monday, June 28, 2004

ドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」制作発表




 316万部に達した片山恭一氏(45)の大ベストセラー小説を原作とするTBSの新連続ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」(7月2日スタート、金曜後10・00)の制作発表が29日、都内のホテルで行われた。

 映画版は5月上旬に公開され、現在もロングラン上映中。興行収入は60億円を突破し、依然客足は落ちていない。
 
ドラマで主人公のサクこと朔太郎を演じる山田孝之(20)は「原作は読みましたが、映画は見ていません」と意外なコメント。その理由について「(意識した くないから)あえて見ないんです」と説明。あくまでも自分流の演技で、「純愛」と「愛する人を失う悲しみ」という2大テーマを表現したい、との意欲を強調 した。

 そのサクと愛し合いながら、白血病によって17歳で亡くなる亜紀役は綾瀬はるか(19)で「とっても演じたい役でした」と声を弾ませた。徐々に衰弱する設定で、現在は減量中だ。

 成人した朔太郎を演じるのは緒形直人(36)で、ほかに松下由樹(35)、三浦友和(52)、仲代達矢(71)らが出演する。主題歌「かたちあるもの」は、映画版で成人した朔太郎の恋人を演じた柴咲コウ(22)が歌う。
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 高校時代の恋人・亜紀を白血病で亡くし、喪失感を抱いて生きる主人公・朔太郎の姿を現在と高校時代を交錯させながら描く。朔太郎の高校時代を演じる山田 孝之(20)は「プレッシャーはあるけど、1人の女性を思い続けるひたむきな部分は自分にもある。ピュアに頑張りたい」とさわやかに好演を宣言。病に倒れ るヒロイン、亜紀役を723人のオーディションから射止めた綾瀬はるか(19)は「ここまで『この役をやりたい』と思ったのは初めて。精いっぱいやらな きゃ」と瞳を輝かせた。

 綾瀬は徐々に病に蝕まれ痩せていく役のためダイエットを開始。夕食をゆで卵と青汁にするなど並々ならぬ決意で撮影に臨んでおり、同局の石丸彰彦プロ デューサーは「映画は2時間だが、こちらは全11話。病気や2人の恋愛などを映画より丁寧に繊細に描いていきたい」と語った。

[2004/6/28]