Yamada Takayuki News - 山田孝之

Tuesday, June 08, 2004

世界の中心で、愛をさけぶ


photo この瞬間に一生分の幸せを使い果たしているのかもしれないと思った。それほど僕は幸せで、それほど彼女は輝いていた………

306万部を越える(2004.5.21現在)空前のベストセラー小説が、この夏いよいよ連続ドラマになって登場する。
主人公のサクこと朔太郎の高校時代を山田孝之、17年後の朔太郎を緒形直人が演じる。ヒロインの亜紀には、応募総数723名の中から綾瀬はるかを抜擢。ブームの火付け役でもある柴咲コウが主題歌を唄う。

1987年、精一杯恋をした少年少女。そして、今…。過去と現在が交錯し、あまりにも純粋であまりにも哀しい究極のラブストーリーを織りなしてゆく…。

青い空、赤い大地……オーストラリア。少年が佇んでいる。松本朔太郎=サク(山田孝之)、17歳。少女と過ごした時間がよみがえる。アイボリー色の粉を握りしめるサク。その頬を涙がつたう…。目覚めたサクの頬に涙の跡がのこっている。2004年、日本…サク、34歳。「ぼくは彼女のいない世界に、もう17年も…いる」

大学病院の研究医・朔太郎(緒形直人)は、高校時代の恩師(松下由樹)の誘いで17年ぶりに故郷へ帰った。校舎が取り壊されるので最後に見に来ないかと葉書をもらったのだ。サクは高校生の時、心から愛した恋人・亜紀(綾瀬はるか)を 白血病で亡くしていた。それ以来、朔太郎は亜紀の死から目をそむけ、静かに半ば死んだように生きてきた。17年前の夏。高校2年のサクは同級生の亜紀に恋 をした。はじめて知った、人を愛し人に愛されることの素晴らしさ。世界中が輝いて見え、この幸せは永遠に続くと思っていた…。

出 演: 山田孝之 綾瀬はるか 緒形直人 桜井幸子/松下由樹/仲代達矢(特別出演)
高橋克実 大島さと子 手塚理美 三浦友和
原 作: 片山恭一著『世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館)
脚 本: 森下佳子
主題歌: 「かたちあるもの」柴咲コウ(UNIVERSAL J/chimera energy)
オフィシャルサイト: http://www.tbs.co.jp/sekai-ai/

山田孝之さんコメントphoto: 山田孝之さん

ここまで純粋なラブストーリーをやるのは初めてです。原作を読んだんですが、かなり心にガツーンって響いてきて…。こんなにも人を愛せるなんて、すごく素敵なことだと思いました。ドラマを見て下さる方にも、それがうまく伝わるといいなって思います。
とても純粋に人を愛する話なので、クランクイン前に気持ちをリフレッシュしたくなって、夜中に公園へ行って走ったり、ベンチに座ってただボーッと木を眺めたりもしました。少しは朔太郎の気持ちに近づけたような気がします(笑)。
朔太郎は不器用なくらいピュアで、今の高校生とは考え方がだいぶ違う気がします。でも人を愛する気持ちに時代は関係ないと思うので、朔太郎と亜紀の姿を見て、純粋に人を思う気持ちって素晴らしいと感じてもらえたら嬉しいですね。


綾瀬はるかさんコメントphoto: 綾瀬はるか

亜紀役に決まった時、今まで感じたことがないくらい嬉しくてワクワクしたんですけど、かなりプレッシャーも感じました。
亜 紀は真面目で優しくて、ちょっぴりイタズラ好きなすごく可愛い女の子。サクちゃん(朔太郎)からこれだけ愛されるのも分かる気がします。亜紀が一途にサ クちゃんのことを思う気持もすごく共感できるし…。短い時間だったけど、お互いにとってかけがえのない存在になれた。そんな恋愛ができるなんて、凄いこと だと思いました。
17年しか生きられなかったけど、亜紀はサクちゃんと出会ったことで、本当に毎日が幸せで何もかも輝いて見えたと思うんです。そんな亜紀を、私らしく演じられるように精一杯頑張ります。


登場人物紹介photo: boobo

■ 松本朔太郎・・・緒形直人 2004年現在の朔太郎

■ 小林明希・・・桜井幸子 朔太郎の親友

■ 谷田部敏美・・・松下由樹 高校時代の担任教師

■ 松本謙太郎・・・仲代達矢 朔太郎の祖父

■ 廣瀬綾子・・・手塚理美 亜紀の母

■ 廣瀬真・・・三浦友和 亜紀の父


booboのドラマ取材ノートboobo
ぼくはBooBo(ブーブ)。TBSの画面の中に住んでいるブタだよ。チャームポイントは鼻。クルリと回せるんだ。スゴイでしょ?いたずらが大好き。でも食べることとテレビを見ることは、もっと好きなんだ!夏のドラマが待ちきれなくて、制作現場に行ってきちゃったブー。

photo ここはドラマの舞台になる西伊豆の松崎。山田孝之くん&綾瀬はるかちゃんと一緒に、ポスター&ラブリーの撮影にやって来たんだ。堤防から水面を覗くと魚がイッパイ!山田クンとはるかちゃんは、きれいな海に見とれていたよ。
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日 差しがとっても強かったから、ラブリーの表紙撮影の時は太陽のギラギラ感を押さえるために二人の周りをビニールで被って光を弱めたり、いろいろ工夫してた んだ。真夏のように暑くって、スタッフもブーブも日焼けで真っ赤。早朝から始まった撮影は、きれいな夕やけをバックに最終カット終了。とってもいいムード の写真が撮れたブー。