Yamada Takayuki News - 山田孝之

Monday, July 18, 2005

声だけで初舞台!エルメス役で優香も乗った「電車」男

優香 タレントで女優、優香(25)=写真左= が、8月5日に東京・新宿区のパークタワーホールで幕を開ける舞台「電車男」(武田真治主演、堤幸彦演出)で、ヒロイン・エルメス役を務めることが15 日、分かった。声だけの出演ながら舞台“初体験”となる優香は、「私なりのエルメスを演じられたら」と気合満点。映画版、ドラマ版に続く、最後の“電車 カップル”が、今度は舞台でヒットを飛ばす。〔写真下:舞台で「電車男」を演じる武田真治(左)は、メガネをかけてオタク青年に変身

 映画版の山田孝之(21)&中谷美紀(29)、ドラマ版の伊藤淳史(21)&伊東美咲(28)に続くカップルが決まった。電車男・武田真治 (32)の相手・エルメス役に抜擢されたのは優香。声だけの出演となるが、デビュー以来、舞台の仕事に携わったことがなく、今回が“舞台デビュー”とな る。

 企画・製作を手がけるホリプロによると、「舞台版は、観客に想像力を働かせてもらうため、エルメス役は声だけの出演にした」と説明する。

武田真治 演出・脚本を務める堤幸彦氏は、声に特徴があって、感情表現が上手な女性を考えたとき、すぐに優香が頭に浮かんだといい、「清楚なイメージも、実は明るく積極的なところもエルメスにピッタリ!!」と即決した。

 優香は「こんな素敵な作品に参加できてすごくうれしい」と大喜び。これまで、アニメ映画「ぼくの孫悟空」(平成15年公開)、韓国映画「コックリ さん」(今年4月公開)などで声優の経験は豊富だが、映像をみながら声をかぶせる声優とは違い、今回は頭の中で物語を描きながら、声の演技をしなければな らない難役。原作や台本、漫画を読み、自分なりのエルメス像を作り上げた。

 優香は、「“ピュア”っていう言葉がぴったりで、みんなが応援したくなるような、温かい気持ちになるストーリー。今回は声だけの出演ですが、私なりのエルメスを演じられたら」と気合を入れている。

 「電車男」は、原作が100万部を突破。公開中の映画は観客動員数200万人を超えた。フジテレビ系で放送中のドラマ版は、14日の第2話が視聴 率21・3%(ビデオリサーチ関東地区調べ)と初回より3%上がるなどすべてがヒット中。勢いに乗って舞台版でも“満員御礼”を目指す。

★原作に忠実に…ネット世界の雰囲気を表現

 舞台版「電車男」は、8月5~27日まで東京・西新宿のパークタワーホールで上演。ネット掲示板から生まれた原作の雰囲気を忠実に表現するため、 舞台上の出演者らが、実際にパソコンで会話のやりとりをしているような形で物語は進んでいく。出演はほかに、鈴木一真(36)、モロ師岡(46)ら。

 大阪、名古屋、仙台、長崎、北九州でも上演。問い合わせは、ホリプロチケットセンターTEL03・3490・4949。詳しくは、公式HP、http://www.densha-otoko.jpへ。

[2005/7/16 Sanspo ]