Yamada Takayuki News - 山田孝之

Tuesday, March 06, 2007

柴咲コウが主題歌「長澤まさみの演技妄想」

 歌手としても人気の女優の柴咲コウ(25)が、長澤まさみ(19)の主演映画「そのときは彼によろしく」(監督・平川雄一朗、6月2日公開)の主 題歌を歌うことが6日、分かった。自身が台本を読んで作詞した「プリズム」で、映画主題歌は3作目。大ヒットした映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の“セ カチュー”コンビが、演技と歌でタッグを組む。

 セカチューブームを生み出したヒット女優2人が、再び強力タッグを結成した。

 ヒット映画「いま、会いにゆきます」の市川拓司さんの原作小説を映画化した「そのときは―」は、長澤、山田孝之(23)、塚本高史(24)がトリ プル主演する純愛大作。セカチューからの純愛映画ブームの系譜を次ぐ作品となる。今回は柴咲が歌手として参加することになった。

 柴咲は脚本を読み込み、状況や役柄を理解しながら、映画に沿った詞を書き上げた。「劇中に出てくるモチーフや設定を組み込んで、まさみちゃんがこ うやって動いてるだろうなぁーって、想像して妄想して作りました」。曲のタイトルは「プリズム」。出演はなく、歌に専念しているが「本編が終わって、曲が 流れて、また本編の良いところが浮かんでくるような曲調と内容になっていると思います」と話している。

 セカチューブームの仕掛け人で、今作の製作にも携わる春名慶プロデューサーによると「一度アーティスト柴咲コウと仕事をしてみたかった」という発案から2人の再タッグが実現。

 「どんなに悲しい世界を歌っていてもどこかキラキラとした印象があり、今回の作品の質感とも符合しているそのキラキラをぜひ取り入れてみたかった」。実際出来上がった曲に「期待以上のキラキラ」を感じたという。なお同曲は映画の公開に合わせてシングル発売される予定。

(2007年3月7日 Yomiuri )